倉吉市議会 > 2007-11-16 >
平成19年第6回定例会(第6号11月16日)

  • "耐震基準"(/)
ツイート シェア
  1. 倉吉市議会 2007-11-16
    平成19年第6回定例会(第6号11月16日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    平成19年第6回定例会(第6号11月16日)                  倉吉市議会会議録(第6号) 平成19年11月16日(金曜日)    第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑      1 建設企画常任委員会委員長      2 教育民生常任委員会委員長      3 総務経済常任委員会委員長  第2 付議議案討論採決  第3 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙について  第4 鳥取県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について  第5 追加議案審議  第6 議員議席の変更 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第6まで                午後1時40分 開議議長段塚廣文君) これより、本日の開議を開きます。
     本日届け出のあった事故者は、議員では石田政彦病気療養のため欠席、当局では、ありません。  以上、報告いたします。 ○議長段塚廣文君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑議長段塚廣文君) 日程第1、委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。  まず、建設企画常任委員会委員長報告を求めます。11番丸田克孝君。 ○11番(丸田克孝君)(登壇) 建設企画常任委員会委員長報告をいたします。  去る11月8日の本会議において当委員会に付託されました議案審議するため、同月13日に委員会を開催し、担当職員出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、認定第3号 平成18年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定のうち当委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定いたしました。  次に、認定第7号 平成18年度倉吉簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第8号 平成18年度倉吉温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第12号 平成18年度倉吉上井羽合線沿道土地区画整理事業歳入歳出決算認定について、認定第13号 平成18年度倉吉下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第15号 平成18年度倉吉集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上5件の特別会計決算については、いずれも認定すべきものと決定いたしました。  次に、議案第99号 倉吉手数料条例の一部改正の専決処分については、承認すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、建設企画常任委員会委員長報告といたします。 ○議長段塚廣文君) 次に、教育民生常任委員会委員長報告を求めます。13番高田周儀君。 ○13番(高田周儀君)(登壇) 教育民生常任委員会委員長報告をいたします。  去る11月8日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月13日及び14日に委員会を開催し、担当職員出席を求め説明を聞き慎重に審議いたしましたので、その結果について御報告を申し上げます。  認定第3号 平成18年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定のうち、当委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定をいたしました。  次に、認定第4号 平成18年度倉吉国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成18年度倉吉介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成18年度倉吉老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第9号 平成18年度倉吉住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第10号 平成18年度倉吉高齢者障害者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上5件の特別会計につきましては、いずれも認定すべきものと決定をいたしました。  続いて、陳情取り扱いについて御報告をいたします。  まず、陳情第20号 沖縄戦における「集団自決」の記述に係る教科書検定結果に関する意見書提出について及び陳情第22号 多目的スポーツ広場早期完成については、いずれも採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第23号 市による公設公営方式多目的スポーツ広場早期設置については、賛成多数により研究留保すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第24号 平成20年度私立幼稚園補助金等については、採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第27号 倉吉市議会9月定例会で可決された議員提出議案に記されている「理由」を倉吉市長に尊重させること等については、賛成者なしにより不採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第28号 妊婦健康診査公的負担の拡充については、採択すべきものと決定をいたしました。  以上、簡単ではありますが、教育民生常任委員会委員長報告といたします。 ○議長段塚廣文君) 次に、総務経済常任委員会委員長報告を求めます。5番福谷直美君。 ○5番(福谷直美君)(登壇) 総務経済常任委員会委員長報告をいたします。  去る11月8日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月13日に委員会を開催し、担当職員出席を求め説明を聞き慎重に審査をいたしましたので、その結果について御報告を申し上げます。  まず、認定第3号 平成18年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定のうち、当委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定をいたしました。  次に、認定第11号 平成18年度倉吉土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第14号 平成18年度倉吉駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第16号から第19号までの平成18年度倉吉市高城、小鴨、北谷、上北条の各財産区特別会計歳入歳出決算認定について、認定第20号 平成19年度倉吉国民宿舎事業会計決算認定について、以上7件の決算につきましては、いずれも認定すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第100号 倉吉市長資産等の公開に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情取り扱いについて御報告をいたします。  陳情第19号 島根原子力発電所周辺断層調査耐震基準見直し等に関する意見書提出については、趣旨採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第21号 「集団的自衛権」の行使についての政府解釈変更等を求める意見書提出については、不採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第25号 品目横断的経営安定対策見直し等を求める意見書提出について、及び陳情第26号 日豪をはじめとするEPA路線を転換し、自給率の向上と食糧主権に基づく農政を求める意見書提出については、いずれも趣旨採択すべきものと決定をいたしました。  以上、簡単ではありますが、総務経済常任委員会委員長報告といたします。 ○議長段塚廣文君) 続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。  まず、建設企画常任委員会委員長報告に対する質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、教育民生常任委員会委員長報告に対する質疑を求めます。  19番谷本修一君。 ○19番(谷本修一君) 陳情第27号についての取り扱いについて御質問いたします。  この陳情を不採択ということになさった質疑の経過や内容についてお尋ねするものであります。元来、この陳情書地元との約束を行政が守らないからこういうふうになった。この土地はもともとスポーツ広場として、あるいはそれに関連する施設としてした。それを守ってほしい。斎場が遅れたのは地元のせいではないし、あるいは、地元に全く落ち度はない。行政が、ここはスポーツ広場にしますとして約束をされた。それを知らない間に候補地として出されたということに端を発しております。  そこで、そういう問題、そして、きょうたくさんの陳情者の方がお見えになっておられました。中には、「裁判でもする」と言われました。「目的が違えば土地を返せ」と。きょうの市役所の下にたくさん来ておられた中に、「土地を返せ」と横断幕にも書いてありました。目的が違えば土地を返してほしいという地元の声が広がっているようであります。  そして、市長はこの本会議でも「地元の理解がないと進めない」、こういうふうに説明されたにもかかわらず、広域連合では既にプロポーザルの設計を発注しておられます。そして、本当にコミュニティを大事にしなければならないところが、もう地元の方ではコミュニティが壊れてしまった。そして、この陳情書に書いてあることは、何にも反対しているんじゃないんですよ。この土地はこういうふうにして寄附したんだから、約束どおりにしてほしいと書いてある。どこがどう問題だったのか、委員長、どこにどういうふうな問題があって不採択になったのか、その質疑経緯あるいは問題点について教えていただけないでしょうか。 ○13番(高田周儀君) 念のために申し上げます。賛成者なしにより不採択となっております。  議論の経過でございますが、「多目的スポーツ広場整備と引き替えに、交換条件というふうになっているが、動議を提出した私としては、そういう意味を思っていない」「趣旨はよくわかるが、中身を読んでいくこととの陳情全体についてはどうだと言いづらいことだろう」というような意見とか、「一度参考人ということで陳情提出者にお越しいただいてもよいのではないか」というような議論もありました。そういうことで、「参考人ということにするならば、9月定例議会のときの結論を出すまでにすればよかったのではないか」あるいは「この陳情は、認められるところ、そうじゃないところが入り組んでいるので、非常に難しい」というような、そういう活発な忌憚のない意見が出た中で、賛成者なしにより不採択という委員会結論でありました。  以上でございます。 ○19番(谷本修一君) この陳情書の中にはいろんな問題が入ってて入り組んでいるので、そういう結論が出たということですが、ですから、どこが問題で、どこが賛成で、どこが。地元意見がわかるんなら、趣旨採択でもよかったんじゃないですか。なぜ不採択。不採択ということは、もう地元のこの意見を聞かないと、もう門前払いみたいなもんですよね。  市長は、何度も言っておられる。「地元の理解がないと進まない」と、こういうふうに言っていらっしゃるし、もともとこの土地は、何度も言いますけども、地元の期待を活性化のために地元の皆さんから寄附をいただいてスポーツ広場、楽しみにしておられた。それを知らない間になされた。行政落ち度はあるけれども、地元の人に落ち度もないし責任もないわけですよ。その地元の願いを不採択にするというのは、だから、この文章の中のどこがおかしくて、どこが問題になったのか、そういう議論があったら具体的にお聞かせください。 ○13番(高田周儀君) 先ほど申しましたように、いろいろなそういう、一度参考人ということで陳情提出者にお越しいただいてもよいのではないかというような意見も出る中で、あるいは、この陳情はそういう結論を出すならば9月定例議会のときの結論を出すまでにすればよかったのではないか、陳情者を呼んでという形をね。そういういろんな意見が出る中で、賛成者なしにより不採択ということですので、細かい議論というのは、私もちょっと今覚えてませんが、大まかな議論はそういう形で熱心に審議をしていただいたということであります。していただいた中でこういう結論が出たということであります。 ○19番(谷本修一君) 今の、じゃあ、細かい議論は覚えてないけど最終的にそうだということですが、それは、斎場をつくるんだという結論ありきのような気がするんです。  参考のためにお尋ねいたします。市長はもう既に整備は終わっている、整えているという話をきょうもなさったんですが、委員会で、あるいは委員長個人でも含めて、陳情採択するに当たって現場を見られたのかどうか。あるいは、委員会で見られたのかどうか。見られてないのかどうか。個人として。もし見られているんなら、どういうふうな現状だったのか。これを参考にするために、もし行っておられればお聞かせください。 ○13番(高田周儀君) 整備されるまでの候補地は視察しましたけども、整備された後の候補地は、私個人としても委員会としても見に行っていません。  以上でございます。 ○19番(谷本修一君) 現場は、草がぼうぼうなんですよ。スポーツさえできない。その整備ができてる、できてないも知らなくて、地元陳情書をね。だから、継続にされて現場を見に行ったりされればいいけども、いかにも、あまりにも安易ではないかという気がするんですがね。ちょっと、現場も知らない、あれも行ってない、今の整備がされた、あれを整備がされたとは私は考えてないんですが、そういう簡単な審議ではちょっと物足りないんですが、審議それで、これでもう全部終わりということですか。もう今後されることはないんですか。 ○13番(高田周儀君) スポーツ広場、草ぼうぼうでスポーツができるような状況にないということをおっしゃって、本人さん当然その農水がきちっと整備された跡地を見に行って言っておられると思うわけですけど、そのことについては、市長も答弁で、それだけの整備ではないということをおっしゃってるわけですね。これからどうするのか。それは協議によってどう充実させるのかということを市長もおっしゃってるわけです。だから、今の段階では見に行ってませんけれども、そういう市長の思いというものを私たちは、私はくんだということもありますし、それから、非常に今谷本議員がおっしゃったような議論を踏まえ、細かいことは覚えてません。細かいことを知りたいということになるんであれば、テープおこしをして全部テープおこした中で、どの委員がどういう発言をしたのかということはお渡しできると思いますんで、それを読んでいただければというぐあいに思います。そういう論議の中で賛成者がなしということで不採択になったわけです。  以上です。 ○議長段塚廣文君) そのほか。  14番佐藤博英君。 ○14番(佐藤博英君) 今のに関連してですけれども、22号は多目的スポーツ広場早期完成についてと、それから23号は、これも早期設置についてと。今議論ありました27号については地元意見を聞いて進めるようにということと、多目的スポーツ広場をつくってほしいという。どれも、この三つの陳情どれも同じような内容になっています。ところが、22号については採択をする。23号については賛成多数というふうにさっき聞きましたけれども、研究留保。それで、27号については不採択というふうに、態度がそれぞれ委員会の中でばらばらの結論を出されたということなんですが、その辺の理由についてだけ伺います。 ○13番(高田周儀君) 佐藤議員にお答えいたします。  委員会の中で委員各位からいろいろな意見が出ました。22号につきましては、手続上の問題でしょうが、前回の定例会での議決より前に受理された陳情である。事務局としてどう考えるのかということがあったわけですけれども、あるいは、その時その時でしっかり審議せよということなのかっていうようなこともありました。「一度議決した内容を覆い隠すような陳情が出てくることがあるが」、事務局意見としてでございますけれども、「それは仕方のないことで、会期不継続の原則により一事不再議には当てはまらないので、しっかり審議をするように」という中で採択をされたということであります。  それから、陳情第23号、倉吉市による公設公営方式多目的スポーツ広場早期設置についてということで陳情があったわけですが、まず賛成少数によって継続審議動議は否決される中で、賛成多数により研究留保動議が可決をされたという経緯があります。  委員の中では、「もしスポーツ広場として整備されるのであれば、教育委員会の所管になる。市長の認識と灘手地区の認識はずれている。教育委員会での見識はどうか」というような質問もありました。また、「今の段階では採択できないと考えている。不採択継続審査とすべきだ」という意見も出ました。あるいはまた、「広域の方でもまだ結論が出ていない。だから、趣旨採択もあっても構わないと思う」「継続などが無難ではないか」というような意見。あるいは、「結論を出して刺激してもいけんので、継続ぐらいがいいんじゃないかと思う」というような意見。あるいは「研究留保というのはどういう意味なのか。事務局はどう考えるか」というような中で、事務局の方から「研究のために留保するという前向きの考え方もありますが、中には研究留保という名のもとに審議しないというふうに言われる方もあります。事務局としては、その都度、研究留保意味を踏まえながら審議していただきたいと思っております」という事務局の方の研究留保に対する考え方説明があった上で、また、「議会の優柔不断さを市民の前に露呈してしまうんじゃないかと心配する」というような意見、また、「旧議長の言われることは重みがある」というような意見とか、こういう議論が重ねられる中で、賛成多数により研究留保ということが可決されたということであります。  以上です。 ○14番(佐藤博英君) 経緯についてはよくわかったんですが、もう1点だけ聞いて終わりにします。けさの陳情者が来ておられたのも私も見ましたし聞きました。一番大きい問題だなというふうに感じたのは、斎場の問題とスポーツ広場とをセットで出しているというところに、皆様地元の方々は本当に、一つは集中しておられるのではないか。条件つきでつくりますよというふうに市の方は言ってるのではないかと。その辺での分けた考え方というか、その辺での議論はなかったでしょうか。 ○13番(高田周儀君) 特にございませんでした。 ○議長段塚廣文君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、総務経済常任委員会委員長報告に対する質疑を求めます。  14番佐藤博英君。 ○14番(佐藤博英君) 続いて、陳情関係について委員長に伺います。  21号 「集団的自衛権」の行使についての政府解釈変更等を求める意見書提出について、これは不採択でありました。この中で、どういうふうな議論がされたのかということを伺います。  それから、25号、26号、いわゆる農業品目横断的経営安定対策見直し、あるいは日豪をはじめとするEPA路線を転換し、という陳情ですけれども、この辺はどういう議論がされたのか伺います。 ○5番(福谷直美君) 佐藤議員にお答えをいたします。  陳情第21号 「集団的自衛権」についての不採択でありますが、これもとりあえず全員の、賛成者なしの不採択でありましたが、それほどの意見等は出ておりませんでした。  次に、25号についてでありますが、これは1人の委員から「賛成採択」という声も上がりましたが、その後、全員で協議いたしまして、25、26は、趣旨はわかるということで趣旨採択ということで、全員趣旨採択といたしました。 ○14番(佐藤博英君) 中身の議論を伺ったんですが、触れられませんでした。集団的自衛権の方は後で討論いたしますけれども、農業関係の方は、各、今はたくさんの市町村議会から意見書が上げられております。一つ簡単に紹介したいんですが、例えば、これは神奈川県の秦野市というところから出された意見書なんです。簡単に言いますから、ちょっと聞いてください。「世界有数農業国である豪州から輸入状況を見ると農畜産物輸入の占める割合が高く、我が国にとって極めて重要品目である牛肉、乳製品、米、麦などが含まれている。重要品目の関税が撤廃された場合、我が国農業は壊滅的な打撃を受けるだけでなく、畜産を中心に甚大な影響をこうむる」。そして、きちんとこれに対応するようにという意見書が出てます。  その議論の中で、もちろんこの陳情そのものに対する趣旨採択というのはわかります。ですが、やっぱり議会として、あるいは委員会として、議会発議なり何なり、そういうものをやっぱり意見書を出していったらどうかというような意見なんかは出なかったでしょうか。 ○5番(福谷直美君) 委員会からはそういう発言はありませんでした。 ○議長段塚廣文君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  日程第2 付議議案討論採決議長段塚廣文君) 付議議案討論採決を行います。  まず、議案及び陳情を一括して討論を求めます。  討論の通告がありますので、発言を許します。  14番佐藤博英君。 ○14番(佐藤博英君)(登壇) まず、陳情第21号 「集団的自衛権」についてであります。委員長報告は、全員一致で不採択。それに反対する立場から討論を行います。  この陳情集団的自衛権、これは陳情の中身については、拙速な導入について反対すること、また、集団的自衛権に基づいた攻撃として莫大な予算を必要とするミサイル防衛システム、この導入を撤回し、地方自治財源の充実に充てるようにすべきとしております。
     この集団的自衛権、一体何なのか。これは、日本が侵略を受けたときの自衛の話ではもちろんありません。軍事同盟、つまりアメリカでありますが、軍事同盟を結んでいる相手の国が、その国が戦争すれば共同で戦争に参加する、そういうものであります。まさに、アメリカの引き起こす戦争、世界各地で行っておりますが、日本も軍事介入できるようにする、そういうものであります。我が国憲法9条、こう述べております。「国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」。私は、全くこの憲法9条と相入れないこの集団的自衛権考え方であるというふうに思います。  そして、この集団的自衛権の解釈、これを持ち出した安倍元首相が設置しました有識者会議、13名、すべて憲法を変えようという改悪論者であります。元防衛事務次官あるいは元幕僚会議議長など、なし崩し的に憲法解釈を変える。許されないことだと思います。この陳情採択することを訴えまして、委員長報告に対する反対討論といたします。 次に、先ほどの農業問題、25号、26号についてであります。  委員長報告趣旨採択でありました。今の時点で趣旨採択というのは、国に意見書を上げないということであります。したがって、実際のところは、農民がこれだけ苦しんでいる中で国を動かす、あるいは国に考え直していただく、そういうことがこの状態では不可能であります。ただ、今、自民党は最近大規模農家認定条件、これを緩和する方向で今検討しているというふうに報道されています。その理由の一つは、この間の参議院選挙農村部での支持を取り戻す、そういう思いもあるようです。しかし、一時的に緩和しても、大規模に集中する形での支援には変わりありません。  若林、今、農水省の大臣ですね。日本共産党紙智子参議院議員の質問に答えて、農林水産委員会でこういうふうに言っております。「国内食材供給体制をどうつくり上げるかということが十分でなかった」。そして、国の農業政策に不備があったことを認めた。食糧問題というのは、今の環境問題とも相まって本当に国の存立、それが本当にかかっている問題だっていうふうに私は思います。  この間、一般質問の中で私は、なぜここまで農業が衰退してきたのかという、あるいは米が値段が安くなったという質問に、市長がこう答えました。「減反をしていない県がかなりたくさんある。こういう決まりを守らないことが一つは影響しているんだろう」というふうにおっしゃいました。私、農民一揆のことについてもちょっと市長触れたんですが、私これ、農民の一揆の一つだというふうに思います。過去に食管制度というのがありました。消費者には安く、生産者には高く買い上げて、そういう調整機関というのがあった。そして、その後、それをなくして、日本の米は世界に勝てるというフレーズで輸入を始めたんです。その後、まさに農業行政は猫の目行政でした。毎年毎年制度が変わる。職員の皆さんも本当に苦労されるぐらい、本当に農民は振り回されました。私、こういう施策、やはり農民は農民として生きていくという、そういう意味で、減反をさせられてでも米の値段は上がらなかった。毎年毎年苦労しながら地元の方々もやってこられたのに、政府のとった策はほとんど私は無策だったというふうに思います。  それから、EPA、FTAの問題です。今、日本と何カ国が交渉しているか。これ15カ国あるんです。これでは、この陳情では日豪、日本とオーストラリアのことがのせてあります。ですが、15カ国と今そういう自由化交渉を行っている。しかも、その中身の重要な分野として米や麦やメロンや、もうほとんど農産物、アスパラガスとか、それが今自由化されようとしている。8月に第2回目の日豪EPA交渉がありました。今度は11月、今月です。私は、農業県として、あるいは農業を基幹としている市町村として、きちんと意見を政府に申し述べる、そういう権利があるわけですから、ぜひこれを行使していただきたい。  この間、和牛の博覧会、あまり好きな言葉ではありませんが、共進会がありました。そして、全国の和牛農家が集って競い合った。しかし、今、BSEの問題でアメリカの圧力たるやものすごいものがあります。日本では全頭検査している。アメリカは、それはやめなさい、もうやめなさい。政府も今、全頭検査に対する補助金をカットしようとしている。今言わなきゃならないんです。今、既に和牛というのは日本だけのものではなくなっています。コシヒカリにしても和牛のたねにしても、海外に持ち出されていることは周知のことであります。今こそそういう声を私は政府に向かってきちんと言っていく、それが日本の農民を守っていく今は第一歩だというふうに思います。  皆さんの採択していただくように心からお願いをして、討論といたします。 ○議長段塚廣文君) 討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  続いて、議案及び陳情を順次採決いたします。  認定第3号 平成18年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  本案は、認定することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、認定第3号は認定されました。  次に、認定第4号 平成18年度倉吉国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第20号 平成18年度倉吉国民宿舎事業会計決算認定についてまで、計17件を一括して採決いたします。  本案を認定することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、認定第4号から認定第20号までの計17件は認定されました。  次に、議案第99号 倉吉手数料条例の一部改正についての専決処分採決いたします。  本案は、承認することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第99号は承認されました。  次に、議案第100号 倉吉市長資産等の公開に関する条例の一部改正について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。  これより、陳情取り扱いについてお諮りいたします。  まず、陳情第19号 島根原子力発電所周辺断層調査耐震基準見直し等関する意見書提出について採決いたします。  委員長報告は、趣旨採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第20号 沖縄戦における「集団自決」の記述に係る教科書検定結果に関する意見書提出について採決いたします。  委員長報告採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第21号 「集団的自衛権」の行使についての政府解釈変更等を求める意見書提出について、起立により採決いたします。  委員長報告は不採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長段塚廣文君) 起立多数であります。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第22号 多目的スポーツ広場早期完成について採決いたします。  委員長報告採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第23号 市による公設公営方式多目的スポーツ広場早期設置について、起立により採決いたします。  委員長報告研究留保であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長段塚廣文君) 起立多数であります。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第24号 平成20年度私立幼稚園補助金等について採決いたします。  委員長報告採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第25号 品目横断的経営安定対策見直し等を求める意見書提出について及び陳情第26号 日豪をはじめとするEPA路線を転換し、自給率の向上と食糧主権に基づく農政を求める意見書提出についてを一括して、起立により採決いたします。  委員長報告はともに趣旨採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長段塚廣文君) 起立多数であります。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第27号 倉吉市議会9月定例会で可決された議員提出議決に記されている「理由」を倉吉市長に尊重させること等について、起立により採決いたします。  委員長報告は不採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長段塚廣文君) 起立多数であります。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第28号 妊婦健康診査公的負担の拡充について採決いたします。  委員長報告採択であります。本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  休憩いたします。                   午後2時27分 休憩                   午後2時28分 再開 ○議長段塚廣文君) それでは、再開いたします。  日程第3 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙について ○議長段塚廣文君) 日程第3、選挙第3号 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙を行います。  本件は、鳥取中部ふるさと広域連合規約第8条の規定により、同議会議員のうち倉吉市選出議員7人の選挙を行うものであります。  選挙の方法についてお諮りをいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。  続いて、お諮りいたします。  議長において指名することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名いたします。  佐々木敬敏君、瀬尾学君、段塚廣文、鳥飼幹男君、中野隆君、福井康夫君、由田隆君をそれぞれ指名いたします。  以上7人を鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した7人が鳥取中部ふるさと広域連合議会議員に当選されました。  ただいま鳥取中部ふるさと広域連合議会議員に当選された諸君に、会議規則第33条第2項の規定により告知をいたします。  日程第4 鳥取県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について ○議長段塚廣文君) 次に、日程第4、選挙第4号 鳥取県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  本件は、鳥取県後期高齢者医療広域連合規約第8条の規定により、同議会議員のうち倉吉市選出議員の1人の選挙を行うものであります。  選挙の方法についてお諮りをいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。  続いて、お諮りいたします。  議長において指名することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名いたします。  段塚廣文を指名いたします。  段塚廣文を鳥取県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した段塚廣文が鳥取県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。  日程第5 追加議案審議議長段塚廣文君) 日程第5、追加議案審議を行います。  議会発議第9号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。  13番高田周儀君。 ○13番(高田周儀君)(登壇) 沖縄戦における「集団自決」の記述に係る教科書検定結果に関する意見書を、地方自治法第99条の規定により、意見書を内閣総理大臣並びに文部大臣に提出するものであります。  案を皆さんのお手元にお配りしてありますので、熟読の上、どうかご賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長段塚廣文君) 提案理由説明は終わりましたので、続いて質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑は終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した諸議案は、委員会付託を省略し、この際討論採決を行うことに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、討論を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより採決を行います。  議会発議第9号 沖縄戦における「集団自決」の記述に係る教科書検定結果に関する意見書提出についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、議会発議9号は原案のとおり可決されました。  日程第6 議員議席の変更 ○議長段塚廣文君) 日程第6、議席の変更についてを議題といたします。  会派の編成等に伴い、議席の一部を変更したいと思います。  お諮りいたします。  お手元に配付している図のとおり議席を変更することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長段塚廣文君) 御異議なしと認めます。  よって、お手元の図のとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。  以上で、本定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。  これをもちまして、平成19年第6回倉吉市議会定例会を閉会いたします。                 午後2時33分 閉会                  署        名  この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長    〃  議員    〃  議員...